CASES 取り組み事例
自治会をデジタル化! 地域ICTプラットフォームアプリの活用による自治会加入促進
清原地区自治会連合会
導入団体名 | 清原地区自治会連合会 |
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取組開始時期 | 令和3年6月~ |
デジタル活用の概要 | 自治会連合会運営における「会議通知」や「回覧物」などの 事務連絡をICT化した自治会運営アプリの試験導入 |
【導入のきっかけ(背景)】
自治会運営をどうしていくべきか
・自治会運営における「回覧板」や「班長会議」などの事務連絡が負担になっている。
・活動の「見える化」によるイメージアップを図り,自治会への加入を促進したい。
・コロナ禍により,対面でのやりとりを避けながら自治会運営をしたい。
⇒ このような状況から,地域ICTプラットフォームアプリ「結ネット」を導入した。
導入に至るまでの課題と進め方等
「結ネット」の導入に向けた体制作り及び操作方法の習得
・自治会運営におけるこれまでの運営方法を変更するため,自治会員の理解が必要であった。そこで,各自治会からメンバーを選出し,ワーキンググループを立ち上げて検討体制を整えるとともに,事業者による説明会や,デモ操作の機会を設けて,導入イメージが持てるよう丁寧に進めていった。
・また,説明会やデモ操作の際には,清原地区市民センター職員の参加,支援があった。
説明会に参加する自治会長
「結ネット」の操作は,センター職員がサポート
導入による効果
連絡が簡単に
・3月のアプリ導入から1ヵ月ほどで,全自治会長に,およそ20件の連絡(会議開催通知,会議資料の掲載,市からのお知らせ等)を配信した。(文章はもちろんのこと,ファイルも配信可能)
・既読・未読,及び既読時間がわかるので,情報が届いているかが把握できるようになった。
今後の展望
・ 現在は,自治会長22名への試験導入であるが,今後,利便性の周知をしながら拡大を図り,自治会のデジタル化を推進していく。
・「結ネット」の利用に当たり,掲示する記事(お知らせ,回覧物等)についての“ルール作り”とともに,メニュー(機能)についても,利用頻度や必要性を踏まえ,検討していく。
・「結ネット」を活用した地区防災訓練(避難所開設や被害情報の伝達訓練等)を行う。
「結ネット」の実際の画面