CASES 取り組み事例
「横のつながり」が地域を支える!公式LINEとホームページで広がるコミュニティ
峰地区まちづくり推進協議会
SNS
地域活動団体
実施団体名 | 峰地区まちづくり推進協議会 |
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公式LINE友だち登録人数 | 522人(令和5年9月8日時点) |
デジタル活用の概要 | 回覧板に加え,公式LINEやホームページを活用して,団体の情報発信を行った。 |
導入のきっかけ(背景)
コロナ禍での情報共有の難しさ
- コロナ禍以前から,峰地区では,安心・安全に住むための取り組みとして,各自治会単位で防災パトロールを行っていた。
- しかし,10の自治会のうち,3つの自治会まで取り組んだところで,新型コロナウイルスの影響に伴い,中断することになった。
- また,防災パトロールが出来なくなり,会員の方々と顔を合わせる機会が殆どなくなった中で,高齢者をはじめとした住民へ情報交換をどのように共有するか考えていた。
これからの峰地区を見据えた情報発信
- これからの峰地区を支えていく現役世代を始め,若年層の方々との接点を持つために,公式LINEとホームページを開設し,情報を発信することにした。
- 一方で,回覧板は高齢者にとって重要な情報収集手段であるため,廃止はせず,継続することにし、併せて高齢者との情報共有策としてスマホ教室の開催をし、メール交換まで出来るように取り組んでいる。
- また、これらの取り組みについては情報の押し付けにならないよう,まずは閲覧者の興味を引くような取り組みからスタートしていった。
発信した情報
地域の家庭菜園で採れた野菜などを,お裾分けと称し、持ち寄ってコミュニティセンターで配布する取組に関する情報や、新鮮な果物や卵の販売など少しでも会員の家計を助ける取り組みも継続している。また、地域のイベントの開催情報などについて,随時発信している。
導入による効果
- 野菜のお裾分けや果物、卵の販売を通じて,これまでコミュニティセンターに立ち寄らなかった若い世代が,コミュニティセンターに立ち寄るようになった。
- 幅広い世代がコミュニティセンターに来館することで,世代を越えたつながりが生まれてきている。
課題
- 公式LINEの加入者の増加(現在500名超)や発信情報の増加により料金が変わり,情報を発信すればするほど費用が掛かってしまう。
- 発信する情報の選択や,無駄のない効率的な,情報収集に努める必要がある。
今後の展望
- 回覧板や防災パトロールなどのこれまでの取り組みに加えて,より一層デジタルを活用した様々な情報発信を行うことで,地域全体の「横のつながり」を広げていきたい。
- 色々な世代が関わりたいと思えるような環境を整え,戦後生まれへの世代交代や新しいまちづくりに繋げていきたい。
峰地区まちづくり推進協議会 塩竃(しおがま)会長
【公式】峰地区まちづくり推進協議会より