GLOSSARY

専門的な言葉や、身の回りで1度は
耳にしたことがある言葉など、
気になっていた言葉について調べてみましょう。
デジタルの言葉を知って、
興味を広げてみましょう。

サ行

準天頂衛星

特定の地域の上空に長時間とどまる軌道をとる人工衛星。通常は、複数の準天頂衛星が交代で同一地域の上空にとどまることにより、24 時間天頂に衛星が存在するような運用を行う。

J アラート

人工衛星と市町村の防災無線を利用して緊急情報を伝える「全国瞬時警報システム」の通称で、国から住民に直接、速やかに情報を知らせることを目的に、総務省消防庁が整備したもの。弾道ミサイル、航空攻撃、ゲリラ・特殊部隊攻撃、大規模テロなどの有事関連情報や地震・津波・火山・気 象に関する警報や注意報等の情報が対象となっている。

スマート農業

ロボット技術や人工衛星を活用したリモートセンシング技術、クラウドシステムをはじめとしたICTの活用により「超省力」「快適作業」「精密・高品質」を実現する新時代の農業のこと。現在の 農業現場における課題である、担い手の高齢化や労働力不足等の解決策として期待されている。

GPS

【Global Positioning System】
アメリカが打ち上げた人工衛星からの電波をもとに、自分のいる場所を測位するシステム。また、測位のための受信機を指す場合もある。カーナビゲーションや観光地のルート案内、子どもや高齢者の見守りなど様々な分野で活用されている。日本では近年、日本版GPSである「みちびき」が打ち上げられ、誤差が数センチ~十数センチ程度となったことから、今後はより精度が求められる技術への活用が見込まれている。

サイバー攻撃

インターネット等のネットワークを利用して、自治体や企業等のコンピュータに不正に侵入し、データの破壊や改ざん等を行う犯罪行為。特定の組織や集団、個人を狙ったものと、不特定多数を無差別に攻撃するものがある。

GIS

【Geographic Information System】
地理的位置を手がかりに、位置に関する情報を持ったデータ(空間データ)を総合的に管理・加工し、視覚的に表示し、高度な分析や迅速な判断を可能にする技術。位置に関する様々な情報を持った複数のデータを地図上で重ね合わせ、視覚的に判読しやすい状態で表示することで高度な分析や分析結果の共有、管理が容易に行えるため、幅広い分野で活用されている。

Society5.0

狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く新たな社会を指すもので、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されたもの。サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度 に融合させることで、IoT、ロボット、AI 等の先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れ、年齢・性別・地域・言語等による格差なく、多様なニーズにきめ細やかに対応したモノやサービスを提供することで経済発展と社会的課題の解決を両立し、快適で活力に満ちた質の高い生活を送ることのできる社会のこと。

情報連携

「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」に基づき、これまで行 政の各種事務手続(児童手当や介護保険、地方税の減免手続など)で提出する必要があった書類を省略することができるよう、専用のネットワークシステムを用いて、異なる行政機関の間でマイナンバーから生成された符号をもとに情報をやり取りすること。

情報銀行

データ流通における新たな概念で、個人から本人に関するデータを預かって管理するとともに、個人の指示又はあらかじめ指定した条件に基づいて個人に代わって妥当性を判断した上で、データを第三者(他の事業者)に提供する事業。その結果得られた便益は、データを受領した事業者から、直接的又は間接的に本人に還元される。

情報リテラシー

情報を十分に使いこなせる能力。体験やメディアなどから得られる大量の情報の中から必要なものを調査、選択、収集し、さらには編集、活用、発信する能力。「情報活用能力」とも表現される。

スマートフォン

コンピュータを内蔵し、Web閲覧や電子メールの送受信、写真や音楽の再生・閲覧などの機能を持ち、インターネットなどを通じてアプリケーションをダウンロードして追加することで機能強化やカスタマイズができる拡張性に優れた多機能携帯電話。

センサーネットワーク

電源と無線通信機能を内蔵した小型のセンサーを分散して設置して協調して動作させ、設備や周辺環境をモニタリングして様々な情報を収集すること。